サイレントウェイで英語を学ぼう!

 

「サイレントウェイ」とは?

サイレントウェイはカレブ・ガテーニョ博士(191188)によって考案された外国語の習得法です。「ガテーニョ・アプローチ」をつかった語学習得法では初心者には肝心、上級者にも難しい「英語の根っこ」に触れることができます。

 

サイレントウェイのクラスには、生徒が言語を使えるようになるために必要な、様々な音を出したり、色々な言い方を試してみる時間がたくさんあります。教師は、生徒が正しく言語を使うことができるよう生徒の発話を観察し、必要なフィードバックを行います。

 

教師のモデルを真似したり説明を聞くことはありません。教師が「サイレント」でいることで、生徒が夢中になって言語を使ってみることができるのです。単語や文を「知識」として身につけるのではなく「言語を使えるようになること」を目的としています。

  

英語が苦手な方や英語力の底上げをしたい方にお勧めします!

サイレントウェイはネイティブの感覚を養う効果的な学習法で、また現状の文法力・語彙力を問わず、異なるレベルが同時に学べるのが特徴です。

 

☆初めに音とメロディーに集中する

→ネイティブのような発音とメロディーが身に付きます。

→聞き取り能力がアップします。

 

☆限られた言葉を使うセンテンスから長い文の発話へ

→単語やイディオムを暗記するのではなく、見たことをのまま英語で表現。

→意識と体を総動員して「使える英語の感覚」を作っていきます。

 

☆「英語はマンツーマン」を覆す画期的なクラス

→参加者全員が各自の課題に集中します。

→各参加者のエネルギーを有効に使いシナジーを生み出します。

 

☆学習者のフィードバックに基づいてフレキシブルな対応

→サイレントウェイではレッスン終了後に参加者にフィードバックを思いのまま話してもらいます。教師はそのフィードバックを聞き生徒がどのように学んだかを知り、次回のクラスに引継ぎます。

それにより、1人1人生徒にあったぴったりと合うクラスを作り上げていきます。

 

 

~レッスンについて~

Q マンツーマンではないのですか

A サイレントウェイは「英語はマンツーマン」の常識を覆す画期的な学習法です

誰かが学んでいるのを見ることによって、自分も学べます。
そして、自分が学ぶことでほかの人も学ぶことができます。
ガテーニョ博士は、Learning by proxy という言葉を使いました。(代理の人によって学ぶ)
 
このことが可能になるために、参加者全員が常に自分に働きかけるよう
教師はクラスを導きます。
 
サイレントウェイのクラスは参加者全員が参加しているマラソンのようなもので、一人ひとり順番に走るのではなく、全員がそれぞれのペースで学び続けます。
 
人数が多ければ多いほど、利用できる参加者のエネルギーが増えますので
人数が多いとますます効果的に学ぶことができるのです。
 
Q レベルを問わず、だれでも学べるって本当ですか?
A 本当です。レベルは不問です。
サイレントウェイのクラスでは、さまざまなレベルの学習者が同時に学ぶことができます。
学習者それぞれが自分に必要な問題に取り組むことができるからです。
 
同じアクティヴィティをしながら、より流暢な表現にとり組む人もいれば、新しい構文に出会い探求する人、
みたままを即座に英語で叙述することに取り組む人など、各自が自分の課題にとりくみます。
 
また、各レベルの違いは、同じレベルの人とのみ学ぶことでは得られない効果を生み出します
 
初心者は、言葉を学びゆく子どもの遭遇する状況と同じく、
わかる部分とわからない部分がある状況で、その言語のメロディーの中に浸り、
上級者が事実を叙述するのを見ながら、やがて自分のものとなる文構造に触れます。
すぐにわからなくても構わないという自由な状態に身をおき、英語の音の中に浸り、
自分の思うように、音や文章を使ってみて、教師や周囲のフィードバックを得ることの
繰り返しが、将来の学習の素地をつくります。
 
上級者は、自己流になっている言語運用を、ネイティブの見方から訓練することで、
それまで培った外国語の能力を再統合できます。
そのためには、すでに自分がわかってると思っていることを、もう一度新しい体験として獲得
することが役立ちます。周囲の人の誤りから、ネイティブの見方を発見することもできるし、
できると思い込んでいながら、まだ自由に運用できない基礎的な部分の訓練を飽きることなく
思う存分体験できます。
 
このように、サイレントウェイのクラスでは、レベルの違う人々が互いに影響与えながら
それぞれに効果のある学習ができるのです。
 
なお、
サイレントウェイの基本的な考え方は「学習者の習得」を補佐することにあるので、
各レベルごとのクラスが最適と考えられる場合には、レベル別のクラスをすること
もあります。
 

Q 単語力がないのですが、ついていけるでしょうか?

A 大丈夫です。

学習言語の、最も特徴のある音や構文を身につけ、その言語を自分の機能としてとりいれる

(音、リズム、メロディのほか、他言語に翻訳が難しい部分、つまり、その言語特有の機能語の運用)
 
したがって、サイレントウェイでは語彙を増やすことよりも、その語彙をのせて走ることができる乗り物作りを重視し、学習者がそれを自分のものとして確立することを重視します。
 
基本の文構造が、自由に自分の力で、必要に応じて作り出せるような練習をするのです。ひとたびこれをものにすれば、後は自分で好きな言葉を載せて列車を走らせることができます。
 
たくさん単語を知っている必要はありません。
 
言葉を話しはじめた子供を思えば、彼らはすべての単語を知っているわけではないのにも関わらず、すでに言語を使う基礎ができています
このクラスで目標とする習得は、このような言語運用の基礎となるものです。
 
サイレントウェイで行われるクラスの宿題は、「よく寝ること」と言われます。
 
この理論では、学習の結果となる習得は眠っている間に起こるとされています。
 
クラスの間は遊びに夢中になる子供のように集中し、そこで得たインプット
は、眠っている間に必要なものだけ自分の一部となります。
 
ですから、次のクラスまで時間があるということは、それだけたくさん眠る
時間があるということで、サイレントウェイで学ぶ学習者にとっては
学習の定着によい状況といえます。
 
前の日にできなかったことが、朝目覚めたら次の日ふとできるように
なっていたという経験はありませんか?
あるいは、悩んでいたことが朝ふと、解けるなど・・・。
 
私たちは寝ている間、外界からのインプットを極力シャットアウトして
自分自身のすべてと向き合うことができます。
 
自分に必要な情報を取り入れ、必要でない情報は解放します。
子供はそれをとても上手に行います。
それゆえ、この世に生まれてきたばかりで、学ぶことが多い赤ん坊は、
多くの時間を眠って過ごすのです。